学年平均40点台の衝撃!中1英語は分岐点に。

すべての公立中学校が来週定期テスト、
というわけで今週はテスト対策期間です。

今回、小手指中の1年生は特に正念場ですよ!
というのも、前回の定期テスト、
英語の学年平均点が44.8点という衝撃でした!

ここまで学年平均が低いのは久々ですね。
というか、英語でこの学年平均はどの中学でも見たことがないような・・・。

ただこれは単に問題が難しすぎる、ということではないように思います。

今年の中1は小5の時に英語が教科化され、最初から新指導要領で学んできた世代です。
小学校での学習内容との連携が課題、というのはよく言われていますが、
そもそもの新カリキュラムが「文法事項の混乱を招きやすい」作りになっていると感じています。
以前のカリキュラムはよく、
「英文法に偏りすぎている!
 だから、日本人は正しい文を意識しすぎてミスを恐れ、英語を話そうとしない!」
といった批判がされていました。

新指導要領はより実践的な場面を想定し、
文法事項は言語活動の中で繰り返し活用させることで気づきを促す、という方針です。

ルールは後にして、とりあえず使ってみる。その後、「ああ、こういう仕組みか」と文法に気づく・・・。
そうなればいいのですが、
実際には「この前はこうだったのに、この時は違う?わけわからない!」と混乱している子が
多いように見受けられます。

そういう子は例文を丸暗記することで乗り切ろうとしますが、
部分部分を入れ替えているだけなので、
当然、人称が変わった時に三単現のsは付け忘れるし、
複数形に冠詞をつけるし、
疑問文となるとなんでもWhatから始めようとしたりします。

英語は公立高校入試でも「できる・できない」の差が大きいのですが、
中1の段階で既にその「できる・できない」の岐路がきてしまっているように感じています。

broken Englishでもいいから、まずはコミュニケーションを取ろうとすることが大切。
確かにその通りですが、
テストや入試では「正しい英語」が求められているのは変わりません。
一つずつ、文法事項を理解していきましょう!

ちなみにプルーフに小学生から通っていた小手指中1、

英語の塾内平均点は72.3点、学年平均点+27.5点でした!

 

期末テストも期待していますよ!

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