小学校内容の定着の甘さは中学で表れる

向陽中、山口中、北野中、所沢中で
2学期最初の定期テストが終わりました!
手ごたえはありつつも「前回より難しかった~!」という声も。
来週は美原中、そして少し遅れて小手指中もテストが控えています。
しっかり結果が出せるようサポートしていきます!

さて、中1のこの時期につまづきを感じ、
入塾を検討する子がご家庭が多いという話を以前書いたのですが、
これは小学校内容の定着の甘さが表れるからでもあります。

小学校でのテストではほぼ90~100点取れているという子でも、
塾で学力診断テストをしてみると各単元の定着が思いのほか甘く、
本人、保護者の方ともに驚かれることがあります。

小学校のテスト、いわゆるカラーテストは
各単元ごとに基礎事項ができていれば点数が取れます。
国語は授業で読みこんだ本文について改めて問われ、
算数も「今はわり算の単元だから、これはわり算!」といった
やり方でも乗り切れてしまいます。

そのため、小学校内容の定着の甘さは
中学生になってから初めて表面化するのです。

例えば、算数での「単位量あたりの大きさ」の問題。
「同じポテトチップスが、
60g入り100円と500g入り840円で売られている時、
どっちが値段の割にお得?」
という問題で、
すんなり1gあたり〇円、もしくは1円あたり〇gを求めて
説明できるでしょうか。

学習塾Proofの算数の授業では
「算数や数学の本質は
『問いに合わせて式を立てること』だよ。
『計算して数字を出す』ことに夢中にならないように!」
と繰り返し繰り返し伝えます。

「国語の読解が苦手で…」という子は
単純にふれてきた言葉の量が少ない場合がほとんどです。
例えば
「胸が痛い」
「目を細める」
「骨を折る」
といった慣用句について
「これってどういう意味?」と問いかけてみると、
言葉そのままの通りに受け取っており、
そのせいで文意が読み取れていないことがあります。

学習塾Proofの国語の授業では
本文を読んでわからない言葉には線を引き、
問題を解く前に全員でその意味を共有します。
そのうえで各問いに答えていくことで、
自分一人でも
「まず、わからない言葉を辞書を引いて調べる」ということが
習慣づくようになります。

学習塾Proof小学部が掲げている
「正しい『学習姿勢&勉強習慣』を身につける」というのは
こうした「勉強ができる子が当たり前のしていること」を
どの子もできるようにしていく、ということです。

「親に言われずとも自分で勉強するようになった」
「学校の漢字テストをちゃんと準備して満点を取るようになった」
「授業日以外も塾の自習室に行く習慣が小学生の内に身に付いた」
「難しい問題を図や表を書いて考えるようになった」
「字がはっきりとしてノートが見やすくなった」

こうした変化は中学生からプルーフに通っても身に付きますが、
部活等で忙しく、目の前の定期テストに追われる中学生よりも
比較的時間に余裕のあり、精神的にも柔軟な小学生の方が
早く効果が表れるのを感じます。
まずはしっかりとした学習の土台を築き上げることが何より重要です。
基礎が確かな子はいくらでも積み上げていけます。

そんなわけで、
学習塾Proofでは小6の12月までは小学校内容の完全定着をめざし、
取り組んでいます。

そして小6の1月からは「中学準備講座」がスタート!
英語・数学を中1の山場となるところまで先取り学習します。
詳細なカリキュラムや日程は毎年、冬期講習のお知らせと合わせて
お伝えしていますので、今しばらくお待ちください!

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